住宅購入サポート
住宅購入に必要な資金について、お客様の生活を守りながら組み立てる資金計画を提案致します。
住宅購入の 6つのポイント
住宅を購入する際の「6つのポイント」をお伝えします。
「安心して家族が暮らす住宅」の根底にあるべきは家族の将来です。
住宅を購入することがゴールではなく、家族みんなが笑って暮らすための将来設計があるからこそ「住宅」が重要となります。
「住宅」という夢を実現したにもかかわらず将来に大きな不安があるのでは、本当の幸せとは言えないのではないでしょうか。
家族の笑顔と幸せのために「住宅」を購入することが、最大の目的です。
住宅建築は、一生に一度の大事業です。
私達は、ただ家をつくるだけでなく、お客様の人生のトータルサポーターになるための努力を惜しみません。この「6つのポイント」を参考にしていただき、お客様の夢を現実にし、家族の笑顔が溢れる幸せな生活を送るための参考にしていただければ幸いです。
①「安全・安心な住宅計画」
住宅ローンの選択一つで、人生が180度違ってしまうことは、あまり知られていない事実です。
ここで、もしもを考えてみてください。
なけなしの資産を全部頭金にした後、万が一のことがあったら?
無理して繰り上げ返済をした後、教育資金や予想外の出費が発生したら?
突然、介護問題が発生して予想以上の出費が発生したら?
何が起きるかわからないのが人生です。
だからこそ、正しい住宅ローンを選び、どんな時でも安心・安全でいられる住宅資金計画を立てる必要があります。
②「人生最大の買い物は住宅ローンである」
確かに、ご自身のライフスタイルに合う暮らしを実現するために、家その
ものの要素も大切です。
立地や間取り、周辺環境など細かく調べて満足して、初めてこの家を買うと決めるものです。
しかし、何か忘れてはいないでしょうか?
それこそが、必ずといっていいほど、家とセットになっている「住宅ローン」の存在です。住宅ローンは、あなたが全額現金払いをするというのでない限り、必ずついて回るものです。
家そのものには厳しい選択をするのに、住宅ローンは銀行や住宅会社に勧められるまま深く考えずにローンを組んで、後悔する人は予想以上に多いのです。
ローンの組み方一つで返済総額が変わる上、変動金利を選択した場合なら、月々の返済額が金利上昇により大幅アップすることもありえます。
結果、払いきれずに、せっかくの家を手放さざるを得ないケースさえ出てきています。
つまり、長期にわたって生活に大きな影響を与える住宅ローンこそが、人生最大の買い物なのです。
③「ゆとりの人生計画」
住宅ローンを組む際、ゆとりある人生を送るために一番大切なことは目先の支払額の損得ではありません。
何より必要なのは、リスク回避の考え方です。
それは何故なのでしょう。
住宅資金計画において、何がリスクとして存在するかは、個人個人によって異なります。ここでは下の質問項目を例に挙げ、リスク回避の考え方をご説明しましょう。
Q,頭金は多いほど良い?
いいえ。
その分ローンの借入金額は減りますが、手元資金が無い状態はリスクが高過ぎます。世帯主様の病気などの、万が一のアクシデントに備えるためにも、頭金は抑えるべきです。ただし、この場合にも、ただ頭金を抑えるだけでなく、頭金を抑えても、住宅ローンそのもので困ることがないよう、「住宅ローン」もセットで正しく判断できなければなりません。
Q,繰上げ返済はした方が良い?
いいえ。
これも頭金の例と同じく、日常的資金不足はリスクを招きます。
子供の教育資金や親の介護資金など、予定外の高額出費は待ってはくれません。ただし、これも「繰上げ返済」をしなくても「良い」住宅ローンを選ぶ、が結論です。
Q,ローンの返済期間は短い方が良い?
いいえ。
長く組んだローンは後からでも短くできますが、初めから短く組んだローンは長くできません。
ボーナス返済無し、金利2%で2,000万円を借り入れた場合、月々支払額は借り入れ期間によって、22年で93,705円、35年で66,253円となります。年間329,424円もの差額が生まれ、その分が生活資金の余裕につながります。
ただし、金利上昇時に「変動金利」で住宅ローンを組んでは、このロジックどおりにはいきません。金利動向を見極めたうえでの判断となります。
Q,今払っている家賃と同額でローンを組んでも良い?
いいえ。
家賃は金利と関係なく一定額ですが、住宅ローンは金利の塊です。
安全返済の目安は、年収の何%を支払いに回せるかという年返済率で考えるべきです。
具体的には、年収500万円までなら25~30%、500万円以上なら35%以内。これなら、専業主婦にお子様2人といったご家庭で、まず問題はないでしょう。さらに、共稼ぎの場合なら、出産などで奥様が退職さえる可能性も考慮に入れ、世帯主様だけの収入で年返済率を算出した方がベターでしょう。
産休の場合は、国等からの給付金等が数多くありこの場合には収入合算でも可能でしょう。
それでも定年後まで支払いつづけるローンを組みたくないので短期ローンにしたい、繰り上げたいとおっしゃる方はいらっしゃいます。
もちろん、相続財産や退職金などが入り、資金的にゆとりが生じ、将来のリスクが回避されたときには、まとめて支払っても良いのです。
要は、遠い将来の為に、今、目の前にあるリスクを背負わないでくださいということなのです。
ですから、住宅ローンの組み方に最優先されるのは、リスク回避。
ゆとりある人生を送るためにも、「もしも」に備えたいものです。
④「生命保険の見直し」
現在、住宅ローンのタイプは本当に様々で、約4,800種類あると推計されます。
その中で自分に合ったローンを選ぶため、適正なライフシミュレーションは不可欠です。
そして、あまり知られてはいませんが、最初に考えるべき項目は住宅購入前と購入後の生命保険の見直しです。
たいていの住宅ローンの場合、「団体信用生命保険」加入はセットの必須項目で、世帯主様に万が一の事態があっても、これでローンは完済されて遺族に財産としての家が残ります。
一番困るのは、病気などで長期に収入が無くなる時です。
リスク回避のためにも、死亡保険金はもとより医療保障を充実させることがポイントとなります。
つまり、住宅ローンは生命保険と同じもの。
この意味で、家を買うことは安心を買うことと同義語なのです。
⑤「正しいタイミング」
3,000万円の家は、現金で購入する場合いつ買っても3,000万円です。
住宅ローンをご利用の場合、ローンにかかる金利は常に変動しており、どのタイミングにどのローンを選択するかで、3,000万円の家に総額いくら支払う事になるのか、考えた事がありますか?
その差はとても大きなものとなってしまいます。
例えば、現在「住宅金融支援機構」が提携する「フラット35」(最長35年長期固定金利)の実行金利水準(21年以上)は金利幅1%前半~2%前半にて推移しております。
もし、この金利が1%上がれば、仮に35年の借入・ボーナス払いなしの場合、月々払いで17,586円、支払総額では738万6.205円も多く支払う事になってしまいます。
そう、銀行の選び方、タイミングが違うだけでこんなにも差が出るのです。
どの住宅ローンを選ぶか・・・。
金利の動向はどうなのか・・・。
どのタイミングが良いのか・・・。
選択次第で、今後の生活に大きく影響する事でしょう。
⑥「資金計画の提案力」
一人一人の事情に合わせた、資金計画こそが、住宅購入を成功させるコツです。
住宅ローンと一口に言っても様々な種類があり、借り入れ先だけでも住宅金融公庫、財形住宅融資、都市銀行、地方銀行、ネットバンク、信用金庫、信用組合、JAなど枚挙にいとまがないほどです。
加えて、固定金利、変動金利、固定期間選択型といった選択肢と、多種多様な住宅ローン商品群。この中から、それぞれのメリット・デメリットを見極め、あなたにとって最適な一種類を選ぶのは、とても大変な労力が必要となるでしょう。
弊社のアドバイザーはその豊富な知識と経験で具体的かつ、最適な住宅資金計画の立案が可能です。
たとえば、今後は上昇必至としか考えられない史上最低金利の現在なら、金利は必ず固定制をお勧めしますし、例えば社内融資をお考えでも、団体信用生命保険は付保されるのか?
定年後に残債が残った場合の対策を含めどの住宅ローン商品があなたに適しているか、生命保険をどう見直すべきなのか、全てを納得の上決めることができるのです。